布製マスクと不織布製の違い

<相談>

 新型コロナウイルス感染症の拡大で、マスクの品薄状態が続いている。高齢で1人暮らしのため、なかなか手に入らない。特に不織布製のマスクが手に入りにくい。布製でも効果があるなら使おうと思うが、布製マスクと不織布製マスクとの違いを教えてほしい。

<アドバイス>

 布は糸を織ったり編んだりして作られていて、織り目(編み目)ができるため、布製マスクは織り目(編み目)を通してウイルスを通しやすいといわれています。

 一方、不織布は繊維を特殊加工により接着またはからみ合わせることにより、薄いシート状に加工しています。そのため織り目(編み目)がないので、ウイルスを通しにくいといわれています。

 布製マスクの効果については、厚生労働省「布マスクの全戸配布に関するQ&A」の中で次のように説明されています。

 1・せきやくしゃみなどの飛散を防ぐ効果があることや、手指を口や鼻に触れるのを防ぐことから、感染拡大を防止する効果。

 2・マスクの着用により、喉・鼻などの呼吸器を湿潤させることで風邪などに罹患(りかん)しにくくなる効果。

 3・洗濯することで繰り返し利用することができるため、店頭でマスクが手に入らないことに対する国民の皆さまの不安の解消や、増加しているマスク需要の抑制により、医療機関や高齢者施設などマスクの着用が不可欠な方々にしっかり必要な量を届けるという効果。

 不織布製マスクも最近では少しずつ店頭に並ぶようになり、品薄感はだいぶ薄れてきました。材質やデザインなども多様になり選択肢が拡大しています。また手作りする方も増えています。しばらくはマスク着用が続きますので、用途に合ったマスクを選ぶようにしましょう。

 消費者ホットライン (電話)局番なしの188(泣き寝入りはいやや!)・・・お近くの消費生活センターなどにつながります。

■島根県消費者センター

 電話0852(32)5916

■同石見地区相談室

 電話0856(23)3657

2020年6月5日 無断転載禁止