江津・跡市ひつじ牧場 かわいい子羊、相次ぎ誕生

今春誕生した子羊を抱く石井裕介さん
 島根県江津市跡市町の「跡市ひつじ牧場」で、2018年10月のオープン以来初めての子羊が、相次いで6頭誕生した。山あいの豊かな環境で自然放牧されており、すくすくと成長。地域のイベントなどに登場してにぎわいづくりや観光振興に一役買おうと、新型コロナウイルス感染の収束を待っている。

 牧場は岡山県総社市出身の石井裕介さん(39)が耕作放棄地約1.3ヘクタールで開設。3年目に入り運営が軌道に乗ったため、初めて交配に取り組み、4~5月にかけて雄5頭、雌1頭が生まれた。

 体重10キロ前後で、天然の牧草を食べて育った1年後にはそれぞれ60キロ程度になり、編み物やフェルト作品に使う羊毛を刈れるようになるという。

 5月から、動物と触れ合う体験などの地域イベントで、11頭の親羊と共に跡市町内の施設や、江津市桜江町長谷の温泉リゾート「風の国」に出掛ける予定だったが、ウイルス感染拡大の影響で中止に。石井さんは「初めて生まれた子羊を多くの人に見て、触れてもらいたい」と、その時を楽しみにしている。

2020年5月27日 無断転載禁止