女子ログ 色とりどりのマスク

 外出自粛要請が続く中、手元の使い捨てマスクが少なくなってきたこともあり、布マスクを作ってみた。妊娠中の昨夏に買って触らずにいたミシンを引っ張り出し、生後半年の子どもをおんぶひもで背中にくくりつけ、長年ため込んだ布や手芸用品をここぞとばかりに広げた。

 プリーツが顔にしっかりフィットするように、鼻部分にワイヤも入れて…とミシンを走らせるうちに楽しくなり、島根に住む妹家族や親の分も、と製作にいそしんだ。

 おいやめいにはキャラクターのポップな布を選び、妹2人にはかわいい柄を、それぞれの夫には白一色も…とあれこれ考えたマスクは好評で、気に入ってもらえた様子。各家庭で早速愛用してくれているらしく、こちらとしても作りがいがあったというもの。

 ただ、薄い色味の落ち着いた柄を送った母からは、「なんだか地味だね」との感想が。それならばとわざわざ避けていた派手な布で追加を作って送ったところ、喜んで着けている写真が送られてきた。

 それにしても、こんなに色とりどり、絵柄もさまざまなマスクが市民権を得る日が来ようとは思わなかった。コロナ予防に気を使う日々は大変だけれど、服や気分に合わせてマスクをコーディネートする楽しみができたのは、思わぬ副産物だ。

(浜田市出身、東京在住・もい)

2020年5月25日 無断転載禁止