中国、香港への国家安全法正当化 「内政干渉」と欧米をけん制

 記者会見する中国の王毅国務委員兼外相を映すモニター。新型コロナウイルスの感染対策で報道陣は別会場から取材した=24日、北京(共同)

 【北京共同】中国の王毅国務委員兼外相は24日、北京で開催中の全国人民代表大会(全人代)に合わせて記者会見し、香港への国家安全法制の導入について「外部勢力が深く干渉し、国家の安全に重大な危害を加えている」ためだとして正当化した。「香港の運営は中国の内政だ」と強調し、批判を強める欧米諸国をけん制した。

 香港では24日も反対デモが行われたが、王氏はこうした抗議活動が「(香港に高度の自治を約束した)『一国二制度』への巨大な脅威となっている」と主張した。

 また新型コロナウイルス感染拡大で中国の責任を追及するトランプ米政権に対し「中国に汚名を着せている」と非難した。

共同通信社 2020年5月24日 無断転載禁止