善意の食料品をドライブスルーで配布 ひとり一品運動

ビニール袋に詰めた食料品を座席に積み込む職員=松江市千鳥町
 新型コロナウイルスの影響で収入が減ったひとり親家庭や学生、失業者を支援しようと、松江市社会福祉協議会が23日、市民らの寄付で集まった食料品を希望者に届けた。受け取った人たちは「ありがたい。とても助かる」と喜んだ。

 市社協は31日まで「ひとり一品運動」と題して、コメやインスタント食品をはじめ、常温保存が可能な食料品の寄付を呼び掛けている。この日までに市民や企業などから缶詰、飲料水やお茶のペットボトル、牛乳など多くの善意が寄せられた。これらをビニール袋に詰め、1世帯に4袋ずつ150セットを用意した。

 感染予防のため、市社協が入る市総合福祉センター(松江市千鳥町)に隣接する駐車場で「ドライブスルー形式」で配布。市社協の職員が、来場者の乗用車に積み込んだ。

 受け取った松江市内の40代女性は「県外の大学に通う子どもはコロナの影響でアルバイトができない。仕送りもままならなかったので助かります」と感謝。4人の子を育てる同市内の50代女性は「子どもの休校で食費がかさんでいる。仕事がない状況が続いており、今後が不安だ。このような機会があれば、また利用したい」と喜んだ。

 24日以降は市社協窓口で配る。食料品の受け取りや寄付の申し込み、問い合わせは市社協総務課、電話0852(21)5773。

2020年5月24日 無断転載禁止