検察庁法改正、今国会見送りへ 世論批判を懸念、近く最終判断

 15日、検察庁法改正案に反対し、国会前でプラカードを掲げる男性 検察庁=東京都千代田区霞が関

 政府、与党は検察官の定年を延長する検察庁法改正案について、今国会での成立を見送る方向で調整に入った。世論や野党からの批判が強まる中で採決を強行すれば、政権へのダメージが大きいとの懸念があるためだ。新型コロナウイルス対策への影響など情勢を慎重に見極めた上で、今秋に想定される臨時国会などを視野に先送りするかどうか、近く最終判断する。複数の政権幹部が18日、明らかにした。

 政府高官は、今国会成立を図る2020年度第2次補正予算案を挙げ「最も重要な時期に与野党ががたがたするようなことをしてはいけない。時間をかけてもいい」と述べ、改正案を見送る可能性に言及した。

共同通信社 2020年5月18日 無断転載禁止