美郷でジャーマンカモミール満開

白い花を一斉に咲かせ、甘い香りを漂わせるジャーマンカモミール=島根県美郷町久喜原
 島根県美郷町久喜原の農地でキク科の一年草「ジャーマンカモミール」が一斉に小ぶりの白い花を咲かせ、リンゴのような甘い香りを漂わせている。花や茎から抽出したエキスに保湿作用があり、化粧品やせっけんの原料として栽培。6月中旬にかけて収穫され、茶商品「ジャーマンカモミールティー」にも使われる。

 地元の農産物加工会社「イトー農産」が2017年秋から休耕田を活用。化粧品需要の高まりや、昨秋開発したジャーマンカモミールティーが県の品質認証「美味しまねゴールド」を受けたことを踏まえ、耕作地を昨年の1.5倍の4500平方メートルに広げた。

 伊藤豊社長(68)は「耕作地を今後も広げ、雇用を生んでいきたい」と話した。

2020年5月17日 無断転載禁止