水田で活躍へ、ひな50羽待機 アイガモ農法用に出荷

水田に放たれるのを待つヒナ
 アイガモ農法に使うアイガモのヒナが活躍のときを待っている。飼育する宇山智明さん(64)=島根県飯南町頓原=が所有する小屋では、10センチほどの約50羽が元気な鳴き声を上げ、身を寄せ合っている。

 アイガモ農法では、水田に放ったアイガモが雑草や害虫を食べるため、除草などの負担が減る。ふんは肥料になり、無農薬や減農栽培に役立つ。

 宇山さんは例年、5月上旬に業者からヒナを取り寄せて飼育する。昨年は約150羽を育てたが、野生動物に捕食されて残ったのは約10羽だった。今年は電気柵を設ける対策が功を奏し、多くのヒナが成長した。

 宇山さんは「すくすく育ってくれた。ヒナたちに頑張ってほしい」と親のような気持ちで送り出す。

2020年5月16日 無断転載禁止