抗体調査、1万人規模で実施へ 厚労省、地域で感染の広がり把握

 記者会見する加藤厚労相=15日、厚労省 加藤勝信厚生労働相

 加藤勝信厚生労働相は15日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスの大規模抗体調査を、来月から複数自治体の住民を対象に1万人規模で実施すると表明した。関係者によると、感染者が多い東京や大阪のほか、感染者が比較的少ない地域が候補に挙がっている。

 抗体検査は、感染から一定期間たった後に体内にできる抗体を、少量の血液から検出する方法。回復した人を含めて過去にどのくらいの人が感染したか実態を把握でき、ワクチン接種が必要な人数の試算や、次に流行した時にどのくらいの人が感染する可能性があるのかを推計するのに役立つと期待される。

共同通信社 2020年5月15日 無断転載禁止