一番茶の初摘み「上々の出来」 津和野・秀翠園

青野山をバックに一番茶の初摘みを行うスタッフ=島根県津和野町直地、秀翠園
 島根県津和野町直地の茶園・秀翠園の茶畑で5日、一番茶の初摘みがあり、同園スタッフが夏の訪れを感じさせる好天の中、国の天然記念物・名勝の青野山をバックに、順調に育った新芽を摘み取った。

 1949年創業の同園は直地地区の約2ヘクタールの茶畑で「やぶきた」「べにふうき」などの品種を栽培している。

 この日は10アールで作業を行い、田中直典(なおすけ)代表(59)ら3人が専用の刈り取り機を使い、陽光に輝くやぶきたの新芽約500キロを摘み取った。

 田中代表によると、今年は4月中旬に低温の日が続いたことで甘みが増し、新芽の色つやもよく、上々のできという。一番茶の茶摘みは5月いっぱい続き、10~15トンの収量を見込む。

 今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年この時期に行う茶摘み体験会は中止とした。田中代表は「家でじっくりおいしいお茶を味わってほしい」と話した。

 30グラム入り600円(税抜き)。7日から同園のホームページで販売する。

2020年5月7日 無断転載禁止