女子ログ 図書館今昔物語

 休日はよく息子と図書館へ行く。お目当ては「おしりたんてい」シリーズの本だ。大人気なので競争率が高く、書棚に一冊もないことがしばしば。予約サービスを利用しながら、全巻読破が目標だ。その他のお楽しみは、おはなし会や2階のAVコーナー。ここで必ずアニメを1本見る。私にとっては貴重なマイ読書(時々居眠り)タイムでもある。

 子どもの頃、母もよく私たち姉妹を図書館へ連れて行ってくれた。今とは別の場所の、建物の一角にあった。姉と紙芝居を借りたのが、図書館に関する、私の最初の記憶である。

 小5のとき、図書館が現在の場所に新築移転した。初めて見た電子化カードには、子供心に感動したものだ。AVコーナーは常に満員で、なかなか見ることができなかった。小6の頃は「ずっこけ3人組」シリーズにハマり、夏休みに読みまくった。インターネットの乏しい中学生時代は、調べ学習のために自転車で通いまくった。

 あれから四半世紀がたち、館内には古くなった設備や、カーペットのへたりきった箇所もある。でも、マルシェなどの楽しいイベントや、学習スペース、クラシック音楽が流れるようになったりと、読書だけではなく、新たな憩いの空間へと変貌しているようだ。

 これからも工夫を重ね、楽しみや息抜きに利用できる図書館でありますように。心の片隅に、そっと願う。

(益田市・Faultier)

2020年4月14日 無断転載禁止