女子ログ のそのそ歩くコハクチョウ

 新聞によると、米子市の米子水鳥公園では、コハクチョウの北帰行がもう始まっているそうだ。

 記録的な暖冬だと、いつもの年よりも早いのかなあ?と思ったのだが、それはこちらの勝手な思い込みだった。実際は例年並みで、昨年に比べても4日早い程度だという。こっちで暖かい日が続いているからといっても、海の向こうは、戻るのにはまだ寒いんだろうか。

 この時季は、休日に車でぶらぶらしていると、場所によっては田んぼの向こうにコハクチョウの姿を見ることができる。以前だと安来市の能義平野に行けばよかったが、ここ数年は、松江市の湖北平野でもお目にかかるようになった。

 でも近づくことは難しい。車を降りて田んぼの横に立っていると、私の姿を見つけたんだろう。コハクチョウたちが一斉に、のそのそと遠くへ向かって歩いて離れていくのだ。

 でも、その歩く姿が結構かわいいと思う。ハクチョウって、水に浮かんでスイスイ泳ぐ姿や、羽ばたいて飛んでいくかっこいい姿が浮かぶが、田んぼをのそのそ歩いているのは、ギャップがあって面白く感じる。

 北帰行が始まってしまうと、私の心をほっこりさせてくれる鳥たちがだんだん少なくなっていく。ただし、それと入れ替わるように、わくわくするような春の風景がやってくる。

   (松江市・ブランチ)

2020年2月24日 無断転載禁止