実り多き一年に 出雲大社で祈穀祭

豊作を祈願した「祈穀札」を運ぶ神職=出雲市大社町杵築東、出雲大社
 ことし一年の五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する「祈穀祭(きこくさい)」が17日、島根県出雲市大社町杵築東の出雲大社で厳かに営まれ、丸山達也島根県知事や氏子、農業関係者ら約100人が参列し、千家尊祐(たかまさ)宮司ら神職と豊作を祈った。

 祈穀祭は例祭(5月)、献穀(けんこく)祭(11月)と並ぶ出雲大社三大大祭の一つとなっている。

 千家宮司ら神職が本殿に上がって御扉(みとびら)を開け、神饌(しんせん)を供える「献饌(けんせん)の儀」で開始。コメや酒、タイ、コイ、卵、野菜、果物、塩など海や川、野、山の幸を供膳(きょうぜん)12台に載せて供え、千家宮司が箸を供えて祝詞を奏上した。八足(やつあし)門内の祭場では、参拝者が神職とともに祈りの言葉「神語」などを唱えた。

 巫女神楽も奉納に続き、参拝者が玉串をささげて豊作を祈願。神職が五穀豊穣を祈願した「祈穀札」を下ろして、参列者に配った。

2020年2月18日 無断転載禁止