鍛えたのど 詩吟朗々と 本社文化教室 生徒10人が新春発表

鍛えたのどを披露する受講生
 山陰中央新報社文化センターで詩吟講座を受講する生徒らによる新春吟詠発表会が9日、松江市西茶町のニューアーバンホテルであり、参加した10人が古典文学の一節やふるさとの情景をテーマに、自慢ののどを響かせた。

 岡田繁城・公道流総本部師範(85)=浜田市港町=が、松江、出雲の両教室でそれぞれ月2回指導。受講生の成果発表の場として毎年発表会を開く。

 会員は江戸時代の世話物浄瑠璃の一節や、万葉歌人・柿本人麻呂が妻との別れの情景を詠んだ歌などを、抑揚とこぶしをきかせた声で披露。岡田師範は、今年の歌会始で天皇陛下が披露された「学舎にひびかふ子らの弾む声さやけくあれとひたすら望む」を吟じ、次代を担う子どもたちへの思いを表した。

 岡田師範は「今年も情念のにじんだ歌がたくさん披露された。吟詠は認知症予防などにもつながる。これからも生徒たちと魅力を追求していきたい」とした。

2020年2月11日 無断転載禁止