水木さんしのびファン感謝 境港で命日伝える特別パネル

水木しげるさんの命日「ゲゲゲ忌」を伝える新聞の号外紙面仕立てのパネルで記念撮影する観光客
 妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる水木しげるさんが亡くなってから丸4年を迎えた30日、鳥取県境港市本町の水木しげる記念館前に水木さんの遺徳を伝えるパネルが設けられた。市民や水木ファンがパネルで記念撮影。山陰を代表する観光地に成長した、水木ロード誕生の大恩人となる故人に感謝し思いを巡らせた。

 記念館前には「たまには怠けないとやっていけないのが人間です」など、水木さんの名言と、命日「ゲゲゲ忌」を伝える新聞の号外紙面に見立てた顔出しパネル(高さ1.8メートル、幅1.6メートル)がお目見え。

 早朝から地元の水木しげるロード振興会員やねこ娘の格好をまねした水木ファンらが訪れ、鬼太郎の着ぐるみと触れ合いながらパネルで記念撮影した。

 また、記念館では水木さんらが描かれたクリアファイルと特別入場券、境港で長寿者が亡くなった際に配る風習のあるキャラメルが配られ、入館者が「命日に境港に来てよかったね」と笑顔で受け取った。

 夫婦そろって大の水木ファンという広島市西区の団体職員富永慶太さん(55)は「水木さんの繊細な絵はもちろん『怠け者になりなさい』『寝るのは大切だ』と言うような人柄も大好き」と話し、妻智子さん(38)も「水木ロードに来る度に心が癒やされる」と声を弾ませた。

2019年12月1日 無断転載禁止