ケララ州政府代表団が山陰を初訪問 松江で歓迎会

歓迎会であいさつするインド・ケララ州のピナライ・ヴィジャヤン首相(左端)=松江市千鳥町、ホテル一畑
 中海・宍道湖・大山圏域と交流を続けるインド南部ケララ州の政府代表団が26日夜、松江市を訪れ、山陰インド協会(会長・松尾倫男山陰中央新報社社長)の関係者らの歓迎を受けた。同圏域市長会(会長・中村勝治境港市長)とケララ州は2015年、経済分野などでの交流を拡大する覚書を締結しているが、同州政府団の山陰訪問は初めて。

 一行はピナライ・ヴィジャヤン首相、E・P・ジャヤラジャン産業相、A・K・シャシーンドラン交通相ら16人。ケララ州は食品加工、IT産業や漁業振興、災害対策などで日本企業から協力を得る可能性を模索しており、今回は友好関係にある山陰訪問と、東京と大阪で投資を呼び掛けるセミナーを開催することを目的に来日した。

 松江市千鳥町のホテル一畑で開催された、山陰インド協会主催の歓迎懇親会では、同市の松浦正敬市長や山陰インド協会の松尾会長ら約50人と交流を深めた。ヴィジャヤン首相はあいさつで「山陰訪問を心待ちにしていた。ケララ州との経済交流を一層進めたい」と述べた。

 27日は丸山達也島根県知事や同圏域市長会と会談するほか、境港市などを視察し、米子空港(鳥取県境港市佐斐神町)から夕方の便で東京に向かう。

2019年11月27日 無断転載禁止