女子ログ 論理国語って何?

 子どもの頃から、本を読むのはとても好きだし、今もそうなのだが、教室で学ぶ国語は決して得意な教科ではなかった。

 例えば「登場人物の気持ちはどれか」と設問があったとしようか。いくつかの選択肢が並んでいるのだが、二つか三つまでは絞っても、そこから先が難儀になる。どれも良さそうに見えてくるのだ。でも問題文に使われている物語とか、エッセー自体は好きだったりする。要するにテストが嫌いなだけで、文章は好きだったのだ。

 そんな昔のことを思い出したのは、高校の国語が大きく変わると聞いたから。実用的で論理的な文章を扱う科目「論理国語」と、文学的な文章を教材とする科目「文学国語」に分かれるそうだ。

 本に取り上げられていた論理国語の模擬試験問題を読んだ。駐車場の契約書や自治体の広報、高校の生徒会規約などが問題文になっていて、いわば「情報処理」の力が試されるような設問ばかりだった。

 でも、入試で有利なのはこの論理国語で、文学国語は受験生から敬遠されそうだという。でもねえ、文学の方が絶対面白いと思うんだけど…。もし「受験には役に立たない文学なんか読むんじゃありません」なんて先生が出てきたら、悲しいなあ。(出雲市出身・ミツバチ)

2019年11月3日 無断転載禁止