皆生でアクアスロン大会 109人、懸命にゴールを目指す

ゴールを目指して力走する選手(中央)
 障害者が水泳とランニングの複合競技に挑む「第13回全日本チャレンジドアクアスロン皆生大会」が14日、鳥取県米子市皆生温泉3丁目の市皆生市民プールと皆生プレイパークで開かれた。県内外から参加した7~79歳の選手109人が懸命にゴールを目指した。

 小学生対象のキッズ(水泳25メートル、ランニング500メートル)、中学生以上のチャレンジ(同)、スペシャル(水泳50メートル、ランニング1キロ)、チャンピオン(水泳100メートル、ランニング5キロ)の4コースで行った。

 選手は屋内プールで泳いだ後、伴走者とプール周辺を力走。プレイパークのゴール前の直線では、ボランティアの大きな拍手に包まれながら完走した。キッズの第1組で1位だった黒坂小学校6年、加藤莉緒奈さん(11)は「初参加で緊張したが、1番でゴールできてうれしい。来年も参加したい」と話した。

 第2回大会から一番乗りで参加を申し込み続け、7月に58歳で急逝した菊本久美子さんの友人たちも参加。笑顔の菊本さんの写真や、着用予定だった黄色のTシャツを掲げて歩き「菊ちゃん良かったね」という声援を受けながらゴールした。

 大会は、日本のトライアスロン発祥の地・皆生温泉で、障害者がスポーツで自分の力を最大限発揮し、住民との交流も深めようと、NPO地域活動支援センターおおぞら(米子市中島2丁目)など官民でつくる実行委員会が開催。ボランティア約300人が運営を支えた。

2019年10月16日 無断転載禁止