特派員便り 初の海外 日本語に和らぐ

マンハッタンと会場近くを結ぶ地下鉄の車両。車内でも時折日本語が聞こえ、緊張が和らいだ=ニューヨーク
 日本を出発して13時間、ジョン・F・ケネディ空港に降り立つと、爽やかな青空と熱気が迎えてくれた。

 初めての海外で、到着初日は多くの聞き慣れない言語が飛び交う状況に緊張。疲れがどっと出て、ホテルに到着するとそのまま眠ってしまった。

 これではいかん、早く慣れねばと翌朝、試合会場のビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターへ地下鉄で向かった。

 タイムズスクエアの駅で改札を抜けると、「7号線よね?」「そうそう」と日本語の声。「錦織」「大坂」という単語も聞こえ、前を歩く2人組の男女と、どうやら行き先は同じらしい。日本人選手の活躍を祈り、同じ目的地に向かっているのが自分だけでないと改めて実感し、緊張が少しほぐれた。

 錦織圭選手にとって全米オープンは2014年に準優勝、16、18年が4強と相性が良い。23日夜の会見でも「ここに来るとわくわくする」と話した。20代最後となる四大大会。声援を背に戦う錦織選手の活躍が待ち遠しい。

2019年8月25日 無断転載禁止