女子ログ 8月の憂鬱

 子どもの頃から決して要領のいいほうではなかったので、夏休みの宿題はいつも後回しだった。お盆を過ぎたあたりから、たくさんんのやり残しを前に「どうしようか」とため息をついていた。

 漫画のちびまる子ちゃんは家族の手を借りて宿題を終わらせていた。私はそこまでではないにしろ、「とりあえず、やった形になっていればいい」と、かなりやっつけ仕事で終わらせていた。まる子ちゃんの夏休みのエピソードは、自分としてはわが身を思い出して、苦笑してしまう。

 そんな頃が頭に染みついているからなのだろう。大人になった今でも、8月の後半というのは、なぜか気が乗らない。宿題を抱えているわけでもないのに。

 最近の始業式は9月1日とは限らない。8月のうちに始まるところもある。休みの期間が短くなるわけではないのだが、もし自分のときにそうだったら、ますます8月の後半が憂鬱(ゆううつ)になりそうだ。

 たぶんこの時期は体も疲れていた。勉強もせずに思い切り遊び、大汗をかいて部活動もやっていた。1カ月以上、そんな生活をしていて、知らず知らずのうちに体がしんどくなって憂鬱な気分が増していたのかもしれない。ここは慌てず、マイペースでいってみよう。

(米子市・アルペジオ)

2019年8月24日 無断転載禁止