輝(き)らりキッズ 音楽通した児童交流に力

 江津・吹奏楽団の正副団長

  中村(なかむら) 里帆(りほ)さん(高角小6年)

  壱岐(いき) 彩乃(あやの)さん(津宮小6年)

    打ち解けやすさ心掛け

GOTSUジュニアシンフォニックオーケストラの皆さん
 江(ごう)津(つ)市では、市内の小学生で構(こう)成(せい)する吹(すい)奏(そう)楽(がく)団(だん)「GO(ごう)TSU(つ)ジュニアシンフォニックオーケストラ」が活動しています。団長を務(つと)める中(なか)村(むら)里(り)帆(ほ)さん(11)=江津市立高(たか)角(つの)小学校6年=と、副団長の壱(い)岐(き)彩(あや)乃(の)さん(11)=同市立津(つの)宮(みや)小学校6年=は「音楽を通じて仲間を増(ふ)やし、幅(はば)広い世代がふれ合える機会をつくりたい」と、活動に力を入れています。

 同オーケストラは2016年、異(こと)なる学校に通う江津市内の小学生が合(がっ)奏(そう)活動により交流を深める機会をつくろうと、住民有志(ゆうし)とNPO法人てごねっと石(いわ)見(み)(江津市江津町)などが呼(よ)び掛(か)けて発足。現(げん)在(ざい)、音楽好きの小学生25人が参加しています。

練習の合間に指導者(左)とふれ合う中村里帆さん(左から2人目)と壱岐彩乃さん=江津市内の練習場
 中村さんは3年生、壱岐さんは4年生の時に加わりました。2人は「もともと音楽が好きで、楽器をやってみたかった」(中村さん)、「上級生に誘(さそ)われ、やってみようと思った」(壱岐さん)と入団動機を振(ふ)り返ります。

 練習は毎月2回、市内にある練習場で2時間ほど行われます。社会人でつくる石見シンフォニックオーケストラのメンバーたちから、スケール(音階)やブレスコントロール(息の使い方)、アンサンブル(合奏)などを教わります。「ハナミズキ」「カントリーロード」「茶色の小(こ)瓶(びん)」「みんながみんな英(えい)雄(ゆう)」など5曲程(てい)度(ど)をよく演(えん)奏(そう)します。

 中村さんは、アルトサックスを担(たん)当(とう)しています。自ら楽器の練習に打ち込(こ)む一方で、団長として団員をまとめるため、「自分の方から率(そっ)先(せん)してあいさつしたり、話しかけたりしている」と語ります。練習の合間に学校の話題や面白いテレビ番組のことを話しかけ、新入団員たちが打ち解(と)けやすい雰(ふん)囲(い)気(き)づくりを心掛けています。

 トロンボーン担当の壱岐さんも副団長として、「言いたいことが伝わるように、声の大きさやタイミングを考えている」と言います。みんなでつくる音楽の楽しさを伝えるため、楽(がく)譜(ふ)がわからない子に声を掛けたり、教えたりとサポートしています。

 年度末にはスプリングコンサートと銘(めい)打った演奏会を開きます。今年も3月下(げ)旬(じゅん)にあり、市内の中学校のバンドも友(ゆう)情(じょう)出演して、100人以上の出演者で迫(はく)力(りょく)ある合奏も届(とど)けました。そのほか市内のイベントなどで、元気の良い音を響(ひび)かせます。2人は「みんなで力を合わせて重ねた音を、多くの人に届けていきたい」と抱(ほう)負(ふ)を語っています。   

プロフィル

【好きな教科】

  国語、体育(中村さん)

  算数、社会(壱岐さん)

【将(しょう)来(らい)なりたい職(しょく)業(ぎょう)】

  学校の先生(中村さん)

  薬(やく)剤(ざい)師(し)(壱岐さん)

2019年8月21日 無断転載禁止

こども新聞