益田 雪舟の郷記念館  伝説上の人物画、ずらり 

中国の故事に登場する人物などを題材にした企画展の展示作品を説明する石川文雄館長
 東洋画の三大画題の一つに数えられる人物画の企画展が、益田市乙吉町の雪舟の郷記念館で開かれ、中国の故事に登場する人物などを題材にした水墨画21点が、来館者を引きつけている。9月23日まで。 (吉野仁士)

 展示されているのは益田ゆかりの画聖・雪舟の流れをくんだ雲谷派の画家の作品が中心。中国禅宗の祖とされる厳しい表情の「達(だる)磨(ま)」や中国に伝わる2人の僧「寒山・拾得」、医療と農耕の知識を古代中国の人々に広めたとされる「神農」など、伝説上の人物画が並ぶ。

 雪舟筆の国重要文化財「益田兼堯(かねたか)像」の複製や、尺八を吹く雪舟が描かれた作品など、地元ゆかりの偉人に関する絵の展示もある。

 石川文雄館長は「当時の画家が画題としていた伝説の人物に思いをはせながら鑑賞してほしい」と来館を呼び掛けている。

 毎週火、水曜日休館。観覧料は一般300円、小中高生100円。

2019年8月21日 無断転載禁止

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