元号懇候補に司馬遼太郎氏 昭和後期、井伏鱒二氏も

 元号に関する懇談会の開催について政府が1984年に作成した文書

 政府が、昭和天皇が亡くなる約4年半前の1984年6月、改元準備のため、先に明らかになった芥川賞作家の井上靖氏ら6人の新元号考案者候補のリスト化と同時に、新元号について意見を聞く有識者懇談会メンバー候補21人も選定していたことが17日、国立公文書館が共同通信に開示した文書で分かった。いずれも直木賞作家の司馬遼太郎、井伏鱒二、城山三郎各氏ら文化人が多数含まれていた。

 日本人初のノーベル化学賞受賞者の福井謙一京大名誉教授、ソニー創業者の井深大氏ら幅広い分野から人選しており、政府が早い段階から入念に準備を重ねていたことがうかがえる。

共同通信社 2019年8月17日 無断転載禁止