中止は「緊急避難的措置」と回答 愛知県知事、不自由展実行委に

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で中止になった企画展「表現の不自由展・その後」を巡り、経緯をただした企画展実行委員会の公開質問状に対し、芸術祭の実行委員会会長の大村秀章知事は12日までに回答した。中止の決定について、テロの予告や脅迫とも受け取れる内容の電話が殺到したための「緊急避難的措置」などとした。

 抗議電話を想定し、県庁などでは録音機能付きの電話の設置や職員8人の増員など「通常の国際芸術祭で必要な対応以上の対策を講じた」と説明。ただ「想像を上回る数の抗議電話によって対応できない状況を招く結果となってしまった」と釈明した。

共同通信社 2019年8月12日 無断転載禁止