トンネル、山並み満喫 旧JR三江線でトロッコ型車両運行

トロッコ型車両に乗る観光客たち=島根県邑南町下口羽、旧口羽駅
 昨春廃止になったJR三江線の旧口羽駅(島根県邑南町下口羽)を発着点に10日、トロッコ型車両の運行イベントがあった。新たにコースに加わった第2口羽トンネル(約390メートル)内を走り、乗客がひんやりとした空気に歓声を上げた。13日まで。

 約50年前に同線を走っていた「キハ02形」を模した8人乗りの車両は同駅を出発。最高時速約20キロの速さで、水田沿いの線路約2キロを40分かけて走った。乗り込んだ家族連れや鉄道ファン約20人は、心地よい風を感じながら写真を撮るなどして、中国山地の山並みと青々とした田んぼのコントラストを楽しんだ。

 家族で訪れた広島市南区の岐浦郁美さん(10)は「トンネルの中は風が冷たくて気持ちよかった」と笑顔だった。

 イベントは地元のNPO法人・江の川鉄道が企画。15~17日は旧宇都井駅(同町宇都井)の116段の階段を使ったそうめん流しをする。事前の申し込みが必要で、問い合わせは事務局の吉田悠生さん、電話080(6269)8596。

2019年8月11日 無断転載禁止

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