巨大ハゼにびっくり アクアスに仲間入り

水槽内を泳ぐホシマダラハゼ
 体長40センチ以上まで成長する日本最大級のハゼ「ホシマダラハゼ」が、水族館アクアス(浜田、江津両市)で展示されている。日本動物園水族館協会(東京)によると、近畿地方以西では、生息地に近い「沖縄美ら海水族館」(沖縄県)を除くと唯一の展示となる。来館者が、希少種の姿を楽しんでいる。

 ホシマダラハゼは、鹿児島県の種子島以南の川で、河口付近の汽水域に生息。石のような模様があり、行動する夜の時間帯以外は川の石や流木に隠れている。水質汚染や護岸工事で生息地が減少傾向で、環境省のレッドリストで「絶滅危惧2類」に指定されている。

 釣り人からは「琉球シーラカンス」と呼ばれ、スポーツフィッシングの対象として人気があるものの、生息地が見つけにくく、詳しい生態は分かっていない。

 展示は、雌雄のペアとみられる2匹。水槽の展示魚類の入れ替えがきっかけとなり、アクアスに仲間入りした。来館者は、大きさに驚きつつも珍しそうに見入っており、広島県熊野町の公務員中智有さん(36)は「他の種類のハゼと大きさが全く違う。珍しいものを見ることができ、うれしい」と話した。

2019年7月31日 無断転載禁止

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