砂や土 絵の具に変身 浜田 橋本弘安さん手ほどき

橋本弘安さん(中央)から絵の具の塗り方を教わる参加者

 浜田市出身の日本画家で文化勲章を受章した橋本明治(1904~91年)の養子で、同じく日本画家の橋本弘安さん(65)=東京都在住=の作品展に合わせたギャラリートークとワークショップがこのほど、同市野原町の市世界こども美術館であり、参加者が砂や土を使った絵の具作りを体験した。

 弘安さんは、自ら拾い集めた石や砂を使った絵の具「天然岩絵具」を用いた日本画研究の第一人者。浜田市とゆかりが深く、2012年には市内の全小学校に日本画を寄贈している。

 弘安さんが展示中の作品を紹介後、参加者は天然岩絵の具作りに挑戦。素材の粉砕作業などに苦労しながらも、ラビスラベリや石州瓦、土を金づちなどで細かく砕いてすりつぶし、にかわを混ぜて絵の具にした。

 最後に、作った絵の具で花火や花、川を描いた。江津市立青陵中学校3年で美術部長の南口心海さん(15)は「石や土で絵の具を作るのは新鮮。人それぞれで微妙に違う色合いになり、楽しかった。学校でも挑戦してみたい」と話した。

2019年7月29日 無断転載禁止

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