「国会議員、役割果たしているか」 参院選 本社世論調査

 島根 否定意見が多数派

 鳥取 肯定がやや上回る

 山陰中央新報社が14~16日に実施した参院選の世論調査で、島根、鳥取両県の有権者に「国会議員が役割を果たしていると思うか」と尋ねた結果、「思わない」が計39・3%となり、「思う」の計33・3%を6・0ポイント上回った。

 「国会議員が役割を果たしているとは思わない」と答えたのは島根43・6%、鳥取34・1%だった。「思う」と比べると、島根は13・3ポイント高かった一方、鳥取は2・8ポイント低かった。

 「役割を果たしているとは思わない」との回答を地域別にみると、島根は「安来市・隠岐郡」の58・7%がトップで、松江市48・2%、「浜田市・益田市・鹿足郡」47・1%と続いた。鳥取は「倉吉市・東伯郡」37・4%、「西伯郡(日吉津村除く)・日野郡」35・1%、「岩美町・八頭郡」34・7%の順だった。

 一方、「役割を果たしていると思う」は、島根で「雲南市・奥出雲町・飯南町」が44・0%、出雲市が37・9%だったほかは、20%台だった。鳥取は鳥取市(39・7%)、「境港市・米子市・日吉津村」(38・6%)の割合が高かった。

 支持政党別では、島根の自民党支持層で「思わない」(39・5%)が「思う」を0・9ポイント上回ったほか、公明、共産両党を除く、各党支持層と無党派層で「思わない」が多数を占めた。

 これに対し、鳥取の自民支持層は「思う」が49・5%でほぼ半数に達し、「思わない」の22・0%を大きく上回ったほか、国民民主、公明両党支持層も「思う」の割合が高かった。一方、公明支持層は拮抗(きっこう)し、立憲民主、共産、社民各党の支持層は「思わない」が多数を占め、無党派層の43・0%も「思わない」と回答した。

 両県合わせた年齢別でみると、「思う」は40代が48・4%で最高となり、50代の40・6%、18、19歳の40・4%と続いた。一方、60代は30・3%、20代と30代、70歳以上は20%台だった。

 職業別でみると、管理職の53・5%、事務・技術職の41・7%が「思う」と答え、自由業45・5%、専業主婦43・7%、管理職42・5%、その他・無職41・8%は「思わない」と回答した。

 世論調査は、両県の有権者を対象にコンピューターで無作為に電話番号を発信させてかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際居に有権者がいる世帯にかかったのは島根895件、鳥取860件で、有効回答は島根840件、鳥取806件だった。

 両県の政党の地元組織に所属する国会議員は自民が7人、立民が2人。

2019年7月24日 無断転載禁止