豪雨乗り越え2年ぶり疾走 江津・ピクニックラン桜江

2年ぶりの開催となった大会を楽しみながら走る参加者
 西日本豪雨の影響で昨年は中止となった島根県江津市桜江町のマラソン大会「第23回ピクニックラン桜江」が14日、2年ぶりに開かれた。県内外から過去最多となる1279人がエントリーし、大勢の住民ボランティアの声援を受けながら、豊かな自然に囲まれた高低差約200メートルの難コースを駆け抜けた。

 昨年は大会直前に豪雨が発生し、コース沿いの民家が浸水被害を受けるなどしたため、開催を断念した。

 今年は、待ちわびたランナーたちが北は岩手県から南は沖縄県まで広域から申し込み、マラソンの部(21キロ、10キロ)とウオーキングの部(10キロ)で日頃の鍛錬の成果を見せた。

 官民でつくる大会実行委員会が桜江町内全5自治会から募ったボランティア計約280人が、エイドステーションや交通整理のスタッフとして参加。額に玉の汗を浮かべる選手に、沿道から「頑張って」「あともう少し」と声を掛け、ゴールでは手づくりのおにぎりやそうめんを振る舞ってもてなした。

 マラソンの部(21キロ)に出場した安来市広瀬町町帳の会社員、荒銀雄志さん(34)は「暑さと高低差のあるコースできつかったが、走りごたえは十分だった。豪雨の被災を乗り越え、大会を再開した関係者に感謝したい」と話した。

 大会実行委の森下勝義委員長は「待ち望んでくれていた出場者が多く、うれしい限りだ。地域住民の団結にもつながる大会を今後も継続したい」と力を込めた。

2019年7月16日 無断転載禁止

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