はやぶさ2、主要任務全て成功 「太陽系史のかけら入手」

 管制室でカメラに向かってVサインなどをして喜ぶ、はやぶさ2の運用チーム=11日午前10時50分ごろ、相模原市(JAXA提供) はやぶさ2が着陸の4秒前(上)と4秒後に撮影した小惑星りゅうぐうの表面。着陸に伴い石などが舞い上がっている=11日(JAXAなど提供)

 探査機はやぶさ2が小惑星りゅうぐうへの2回目の着陸を果たし、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日午後、予定していた主要な任務をほぼ全て成功させたと発表した。世界初となる小惑星の地下からの試料も採取したとみられ、計画責任者の津田雄一JAXA准教授は「太陽系の歴史のかけらを手に入れた」と成果を強調した。

 11~12月にはりゅうぐうを離れ、2020年末の帰還と試料の持ち帰りに期待が高まる。

 プロジェクト広報担当の久保田孝教授は「大きなヤマ場を越えたが、地球に帰るという重要な任務が残っている。準備をしっかりしていく」と気を引き締めた。

共同通信社 2019年7月11日 無断転載禁止