浜田開府400年 出前講座が人気

講師役となる浜田市職員(左端)の解説を聞く市民たち
 島根県浜田市が、浜田開府400年記念事業として取り組む歴史の出前講座が人気を博している。2018年10月から今年3月末まで10回程度開催する予定だったが、市内各所から声が掛かり、計22回開催して延べ565人が聴講した。市は出前講座の期間を今月末まで延長し、市民の関心が高まる浜田藩について知識の普及に注力する。

 市は17年度から毎月1~2回、同市殿町の市役所で浜田開府400年について解説する市民講座を開いていた。参加者から好評を得て、さらに多くの市民に浜田藩の歴史を学んでもらおうと、18年10月から出前講座の受け付けを始めた。

 出前講座は講師役の市職員2人が1619(元和5)年、松坂藩(三重県松阪市)から古田重治が浜田に入り、5万4千石の藩が誕生した経緯をはじめ、城山公園の見どころなどを1時間かけて講義する。併せて浜田藩について取り上げた動画も流す。

 出前講座を受講した浜田市弥栄町長安本郷の島本鎌利さん(72)は「知らないことばかりだった。自宅にある資料を見返し、知識を深めたい」と満足そうに語った。

 市開府400年推進室によると、本年度も開講の求めは多く、今後の予定も含めて17回、574人が聴講する。同室の川合香佳子室長は「多くの市民に、浜田の歴史や開府400年に興味を持っていただきたい」と話している。

 出前講座は、原則平日午前9時から午後5時までの間に実施する。事前申し込みが必要で、費用は無料。問い合わせは同室、電話0855(25)9228。

2019年6月19日 無断転載禁止

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