若い感性 都野津駅元気に 江津市、JRにアイデア提案へ

JR都野津駅の魅力向上策について話し合う参加者
 JR山陰線の都野津駅(島根県江津市都野津町)の魅力向上を目指す島根大と江津高校との連携プロジェクトが始動した。JR西日本米子支社が島根大と結んでいる包括的連携協定に基づいた取り組み。学生グループが若い感性を生かし、駅を活用した地域振興策を練り、年内にアイデアをまとめ、来年初めに江津市と同支社に提案する。

 同支社と島根大は連携し、2018年度から管内90カ所の無人駅の魅力化に取り組んでいる。同年度は出雲市内の小田、田儀の両駅を対象に、待ち合いスペースにカフェや子育ての場を設ける活性化策を提案。2年目の19年度は県西部の都野津駅に舞台を移し、駅最寄りの江津高校の生徒にも加わってもらい、アイデアを練ることにした。

 江津市都野津町の江津高校でこのほど、初会合があり、島根大生4人と江津高生9人が、駅が抱える課題や可能性について語り合った。都野津駅をよく知る高校生からは「都会の駅にあるような店がほしい」「列車を待つ時間を有効活用したい」「静かに勉強できる環境がほしい」といった意見が出た。

 江津市出身で、島根大教育学部3年の三浦彩花さん(20)は「(駅周辺に)何もないという固定観念にとらわれず、駅が活用される案を考えたい」と意気込んだ。

 同支社山陰地域振興本部の木内吾平課長は「大学や高校と連携して地域学習に取り組むのは意義がある。地域を担う人材の育成につながればいい」と期待を寄せた。

2019年6月14日 無断転載禁止

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