イラン、米との対話拒否 最高指導者「信用せず」

 13日、イランの首都テヘランで会談する最高指導者ハメネイ師(右)と安倍首相(イラン最高指導者事務所提供・共同) イランの最高指導者ハメネイ師(ゲッティ=共同)

 【テヘラン共同】安倍晋三首相は13日午前(日本時間同日午後)、イランの最高指導者ハメネイ師と首都テヘランで会談した。ハメネイ師は会談後の声明で、首相から米国は誠実に対話する用意があるとの説明を受けたとした上で「(米国の)発言は信用できない」と表明し、対話を事実上拒否した。一方、会談では「核兵器を製造も、保有も、使用もしない。その意図もない」と語った。首相は偶発的な軍事衝突への懸念を伝えた。

 日本の首相がハメネイ師と会談したのは初めて。首相は米国とイランの対立が深まる中、双方との良好な関係を生かして緊張緩和を図る狙いだった。

共同通信社 2019年6月13日 無断転載禁止