秦博士に思いはせ 児童ら菊植え替え 益田

菊の植え替え作業をする子どもたち
 益田市美都町出身の医学博士・秦佐八郎(1873~1938年)が菊を愛したことにちなみ、同町都茂の都茂小学校の3、4年生10人がこのほど、同校で地元の保育園児と一緒に菊を植え替え、秋の開花に思いをはせた。

 2018年11月に没後80年を迎えた秦博士は、感染症の一種・梅毒の特効薬を発見したことで知られる。同町都茂の秦記念館で毎年秋、秦博士をしのぶ菊花展が開かれており、同校での栽培は、児童に地元の偉人の功績に触れてほしいと20年ほど前に始まった。

 4月下旬に挿し芽した菊はポットに根を張り、植え替えには同町山本の都茂保育所の園児5人も参加。地元の菊栽培グループ「菊美会」の会員3人が子どもたちをサポートした。児童は園児と共に鉢の底にネットを敷き、赤玉土と腐葉土を混ぜた土を入れて菊を植え替えた。

 同校3年の大谷葵さん(8)は「みんなで仲良く、協力して植えることができて楽しかった。きれいに咲くのが楽しみ」と笑顔で話した。今後、児童らが水やりなどをして育て、菊花展で展示することにしている。

2019年6月12日 無断転載禁止

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