女子ログ スイカもいろいろ

 スーパーに行くと、熊本をはじめ九州産のスイカが店頭に並ぶようになった。家族全員の大好物だし、被災地の産品を買うのは、復興支援にもなると思うのだが、もう少し安くなってからにしようと、ぐっと我慢する。

 しっかりと熟れた地元産をよく冷やし、軽く塩をふっていただくのが、なによりの幸せだ。中でも楽しみなのは鳥取県北栄町の「大栄西瓜(だいえいすいか)」だろう。あまりのうまさに、年によっては盗難騒ぎもあるほどの逸品だ。

 最新の選果場を見学したことがある。甘さを確認するため、ベテランの職員が実をたたいていたのは昔の話。今はベルトコンベヤーに載った実に、光センサーを当ててあっという間に糖度を計測する。基準以下の実は、店頭には並ばない仕組みだ。

 スーパーの売り場にある他の果物も糖度表示は当たり前になっている。おそらくどの果物も、スイカのように出荷時にきっちり糖度を測っているのだろう。品定めの目安にさせてもらっているし、ほぼ外れはない。

 大栄西瓜は、県外の親戚や友人に送るのが、わが家の恒例。ただ、以前現地に買いに行ったら、大栄以外にも倉吉産などおいしそうなスイカが多く、つい目移りがした。暑さが少しずつ増してきたことだし、そろそろ初物を味わおうか。

(松江市・ファウスト)

2019年6月5日 無断転載禁止