田ばやしに合わせ丁寧に 益田・都茂小児童 手植え体験

田ばやしをバックに稲の苗を手植えする参加者
 アイガモ農法による米作りに取り組んでいる益田市美都町都茂の都茂小学校の全校児童39人がこのほど、学校近くの水田で田植えを体験した。地元住民グループの田ばやしを背に、ぬかるみに足を取られながら苗を丁寧に手植えし、伝統の農耕絵巻に親しむとともに農業の大変さを実感した。

 同校では約20年ほど前から毎年、住民から借り受けた実習田(2アール)で稲作体験に取り組んでいる。10年前からは、アイガモを使って有機農業をしている町内農家の指導でアイガモ農法を学んでいる。

 この日は、保護者や住民ら約40人が見守る中、児童が「きぬむすめ」の苗を一本一本丁寧に植えた。約120年の伝統があるという同町久原地区の田ばやしを継承する「わかて会」のメンバー7人に児童5人が加わり、哀調を帯びた田植え歌に合わせて演奏やばち回しを披露し、全校で取り組む体験学習を盛り上げた。

 6年の和田里穂さん(11)は「今年で最後の田植え。下級生をサポートして、しっかり植えることができた」とほほ笑んだ。

2019年6月4日 無断転載禁止

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