親方に捧げる動物画 元力士・今岡さんの絵画展

師匠に贈る虎の絵について解説する今岡凜太郎さん(中央)。左は式守伊之助さん
 大相撲の元力士、今岡凜太郎さん(25)=出雲市東福町=の絵画展「親方に捧(ささ)げる動物アート展」が1日、同市平田町のショッピングセンター「ViVA」で始まった。現役時代に師事した高田川親方(元関脇安芸乃島)に贈る虎の絵など20点を展示し、来館者を和ませている。2日午後4時まで。入場無料。

 今岡さんは、大相撲で立行司を務める同市出身の第41代式守伊之助さん(59)=本名・今岡英樹=の長男で、中学卒業後の2009年に高田川部屋に入門。「前乃勝」のしこ名で土俵を踏んだが、11年3月の稽古中にくも膜下出血で倒れて現役を引退。17年9月から芸術活動を通して障害者の自立支援に取り組むNPO法人「サポートセンターどりーむ」(同市)で絵筆を振るっている。

 親方への贈呈を前に今岡さんの秀作を見てもらおうと、同NPOが作品展を企画。親方から制作依頼があった虎の絵のほか、ゾウ、イノシシ、クジラ、パンダなどを題材にした水彩画が並ぶ。

 初日は伊之助さんも会場を訪れて鑑賞。猛獣と言われる動物も優しさが伝わる顔立ちに仕上げてあり「どの作品からも心の中が見える」と目を潤ませた。

2019年6月2日 無断転載禁止

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