新会長に松尾氏 山陰インド協会定期総会

山陰インド協会の新会長に就任し、あいさつする山陰中央新報社の松尾倫男社長=松江市千鳥町、ホテル一畑
 山陰両県とインドの経済、文化交流の拡大を目指す山陰インド協会(会員179企業・個人)の定期総会が31日、松江市内であり、7年連続となる経済視察団の派遣を中心とした2019年度の事業計画を決めた。任期満了に伴う役員改選で、新会長に山陰中央新報社の松尾倫男代表取締役社長が就任した。

 総会には、中海・宍道湖・大山圏域市長会の中村勝治会長(境港市長)ら5市長をはじめ、官民の関係者約120人が出席。経済視察団の派遣は11月12日から1週間を予定し、環境配慮型トイレを手掛ける会員企業の大成工業(米子市)による普及実証事業や現地の観光産業を視察する。ニューデリーで勤務する山陰出身者と意見交換する。松江商工会議所が広島、愛媛両県内の商議所と連携して取り組むインド人観光客の誘致事業も支援する。

 役員改選では、再任を含む32人を選出した。任期は2年で、13年の設立当初から会長を務めてきた山陰中央新報社の山根常正取締役相談役は退任した。

 松尾会長は就任あいさつで「人口減少に伴って地域経済が縮小する中、ぜひインドに足を運び、人口が増え、経済が発展するエネルギーを直接感じてほしい」と視察参加を呼び掛けた。

 総会後は、日本貿易振興機構(ジェトロ)チェンナイ事務所の中山幸英次長がインドのIT産業の現状や水産品輸出の可能性などを報告。サンジェイ・クマール・ヴァルマ駐日インド大使が「日印関係と将来の動向について」と題して特別講演した。

2019年6月1日 無断転載禁止

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