ヒラメ稚魚 大きく育って 江津・川波小児童放流

ヒラメの稚魚を海に放す児童
 ヒラメの稚魚の体験放流会が28日、江津市渡津町の江津港で開かれた。川波小学校(江津市敬川町)の5年生7人が参加し、「大きく育ってほしい」と願いながら、約2千匹を海に放した。

 市や県水産振興協会が、卵から稚魚になるまでは人が育て、外敵から身を守れる大きさになってから放流する栽培漁業への理解を深めようと企画した。西ノ島町の同協会栽培漁業センターで生まれ、浜田市内の養殖場で10~12センチに育てた稚魚を用意した。

 児童は同協会職員から、稚魚のふ化から養殖までの流れをはじめ、ふ化直後は体の左右にある目が、成長するにつれて左側に移動していく特徴などを学んだ。その後、トラックの水槽からバケツに移し替えた稚魚を港の岸壁から丁寧に放流した。

 山本理央さん(10)は「ヒラメを触ったのは初めて。大きくなって帰ってきてほしい」と笑顔で話した。

 同協会はこの日、児童が放流した稚魚を含めて計約4万匹を江津港周辺から放流した。1年後には、漁獲サイズとなる30センチ以上に成長するという。

2019年5月30日 無断転載禁止

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