昔話に合唱、和気あいあい 邑南2地区の高齢者が合同交流会

和やかな雰囲気の中、一緒に体を動かす阿須那地区と布施地区の高齢者たち
 島根県邑南町の介護予防事業に取り組んでいる阿須那、布施両地区の高齢者たちが顔をそろえた初めての合同交流会が28日、同町阿須那の交流施設「おしゃべり処(どころ)・よりんさい家(や)」であった。普段は、それぞれの地区の高齢者が個別に活動しているが、高齢者同士の親睦を深めようと、阿須那の住民組織「YUTA(ゆた)かプロジェクト」が企画。参加者20人が一緒に歌を歌ったり、体操をしたりして楽しんだ。

 介護予防を目的とした町の事業「寄り合い処」は、2018年8月に両地区で開始。阿須那は80歳以上の独居者、布施は障害者と65歳以上を対象に週1回集まり、体操や体力測定などを通して健康増進につなげている。

 合同交流会には、阿須那の15人と布施の5人が参加。自己紹介しながら、「交流会が一番の楽しみ」「みんなの顔を見て会話する時間を大事にしている」などと笑顔で話した。

 その後、参加者手作りのケーキを食べながら昔話に花を咲かせたり、お互いの地区を紹介したりしてくつろいだ時間を過ごした。また、電子オルガンを伴奏に、童謡や昭和の流行歌を一緒に合唱。体を動かした後、阿須那の運営スタッフが作ったばらずしを味わった。

 阿須那の運営スタッフの松島道幸さん(70)は「普段は交流のない違う地区の高齢者が顔を合わせるいい機会になった。共有したことは今後の取り組みにつなげたい」と話した。

 交流会は、秋に布施でも実施する予定にしている。

2019年5月28日 無断転載禁止

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