目指せ地域DMO登録 益田の住民有志 一般社団法人を設立

地域連携DMOへの登録を目指し、まちづくりについて語り合う山本了輔事務局長(左)と田原佳祐代表=益田市本町
 益田市の住民有志6人が一般社団法人「しまねいわみ観光振興機構」を立ち上げた。市内の観光資源の魅力を磨くとともに、県西部のまちづくり団体や観光団体の仲介役として、広く情報発信を手掛ける計画。2021年までに、観光庁から地域連携DMO(観光地域づくり会社)の登録を受けることを目指す。

 建築資材販売「丸田」(益田市幸町)役員の田原佳祐さん(31)が代表に就任。メンバーは30~60代の地元商店街関係者らで、三宅御土居跡や医光寺、万葉歌人・柿本人麻呂ゆかりの史跡などをはじめ、清流・高津川、地域活性化に尽力する住民などを魅力ととらえ、国内外に伝えようと、4月下旬に活動のスタートを切った。

 DMOの本登録には2年間の実績が必要で、市内で空き家となっている施設を活用したワーキングスペースの整備や、国史跡・七尾城の再現を含めたシンボル化といった事業の構想を練っている。県西部の自治体や観光・まちづくり団体とも積極的に連携し、県西部全域の活性化を図る。

 同機構の事務局長を務める山本了輔さん(42)は「県西部には、都会地に負けない魅力がたくさんある」と強調。田原代表は「行政や地域が抱える観光面の課題に、民間の法人としてスピード感を持って対応していきたい」と意気込んだ。

 地域連携DMOは、複数の自治体と一体となって観光地域づくりを担う組織で、観光庁から「候補法人」として登録を受けた後、活動実績を踏まえて本登録が承認される。同機構は6月に「候補法人」として申請する予定。

2019年5月25日 無断転載禁止

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