金城観光PR 発想転換を 浜田市支所 Iターン職員 大屋さん奮闘

浜田市金城町の観光振興に向けて打ち合わせをする大屋有里さん
 東京都から浜田市にIターンし、市金城支所で今春から嘱託職員として勤務している大屋有里さん(37)が、2019年度にスタートした同市金城町の観光振興事業で中心的な役割を担っている。意識するのは従来の「来てください」から「行ってみたいと思わせる」への発想の転換。前職での経験や女性ならではの視点を生かし、会員制交流サイト(SNS)を活用した情報発信や、組織づくりに力を入れる。

 夫の転勤を機に、3年前に浜田市に引っ越した大屋さんは、東京のネイルサロンでSNSを使った店のPRを担当した経歴や、持ち前の明るい性格が買われ、4月1日付で採用された。温泉施設やゴルフ場などが点在する地域性をPRして観光客増を目指す市の「金城自治区観光誘客推進事業」に携わっている。

 事業の柱の一つであるSNSの活用では、東京での経験から、観光客の関心を高めるために「インスタ映え」する仕掛けが大切と考え、観光施設ごとに設置する記念撮影用のフレームづくりを担当。専用ホームページでお勧めの撮影スポットも紹介し、来訪を促す。

 また、町内の宿泊施設などでつくる新たな組織「チームかなぎ」(仮称)の立ち上げも計画。町内で行われるスポーツチームの合宿日程などの情報を相互に共有することで、学校などターゲットを絞った営業活動につなげてもらう。

 現在、フレームの制作準備や人脈づくりのための施設訪問などに汗を流しており、「金城町には大人も子どもも楽しめる施設があるのに、あまり知られていないのでもったいない。一人でも多くの人に『金城に行ってみたい』と思ってもらえる仕事をする」と意気込む。

2019年5月24日 無断転載禁止

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