高齢者和気あいあい 益田・川丁ふれあいサロン開設2年

サロンで親睦を深める川丁自治会のメンバー
 島根県益田市高津1丁目の川丁自治会が毎月1回、高齢者たちの親睦などを目的に、地元で「川丁ふれあいサロン」を開設し、活動を続けている。地域の高齢化率は市平均を上回る40%超に上っており、高齢者が集う場をつくろうと、元鮮魚店の倉庫だった建物を有効活用。安否確認の機会にもなっており、参加者が午後のひととき、コーヒーを飲みながら世間話に花を咲かせている。

 高津川沿いにある同自治会は58世帯、111人が暮らし、高齢化率は4月末現在で42.3%と市平均(37.3%)を上回る。

 サロンを発案したのは、自治会長の太田和敏さん(74)。「高齢になると、自宅に閉じこもりがちになる。外の空気に触れる場をつくろう」と約2年前に開設した。

 元鮮魚店倉庫だった建物の1階を有償で借り受け、毎月1回、午後1時半から同3時ごろまで開く。自由参加としており、各回の会費は1人当たり100円。少なくとも7、8人、多いときは15人が集う。

 体操やゲームなど、リーダー主導で取り組むスタイルでなく、堅苦しい話は抜きにして世間話を楽しむ。「あまり強制的にやると、人が集まらない」と太田さん。メンバーは「毎月1回のサロンがあることで、外に出やすくなった」と口をそろえる。

 このほどあった開設日には11人が参加し、持ち寄ったハッサクや買ってきたお茶菓子、ポンカンを食べながら、スポーツに打ち込む孫のことやグラウンドゴルフの成績といった話で盛り上がった。

 太田さんは隣接する自治会の住民にもサロンの開設を呼び掛けているといい「元気に顔を見せ合い、会話も弾むようになった」と効果に喜びを感じている。

2019年5月23日 無断転載禁止

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