ホーランエンヤ 18日 幕開け

本番を前に、櫂伝馬船の飾り付けをする福富地区のメンバー=17日午後、松江市の大橋川
 日本三大船神事の一つ、ホーランエンヤ(松江城山稲荷神社式年神幸祭)が、18日の渡御祭で開幕する。松江市の大橋川で馬潟など五大地が繰り出す櫂伝馬船(かいでんません)が大船団をつくり、歌舞伎風の装束に身を包んだ剣櫂(けんがい)や采振(ざいふ)りが、安寧や五穀豊穣(ほうじょう)を祈りながら乱舞。絢爛(けんらん)たる神事が水都を華麗に彩る。

 神霊を載せた神輿(みこし)が午前9時20分に城山稲荷神社(松江市殿町)を出発。松江大橋北詰桟橋から神輿を御座船に載せ、水上を清めた後、同10時過ぎから櫂伝馬踊りが始まる。松江大橋-新大橋間で3周するなどしてから、阿太加夜(あだかや)神社(同市東出雲町出雲郷)にほど近い意宇川へ移動。櫂伝馬踊りの披露後、神輿は同神社へ送り届けられる。

 五大地の福富では17日、乗員ら約20人が櫂伝馬船に宝珠などを飾り付けた。野津達人伝馬長(61)は「いよいよ来た。踊りや船のきれいな姿を見せたい」と話した。五大地筆頭の馬潟は水上練習で最終調整。矢田浩総代長(63)は「先人の思いや自分たちの思い、地区の思いをすべて持って臨む。100%の力を出し、これまでの苦労を達成感で吹き飛ばしたい」と意気込んだ。

 神事は22日の中日祭を経て、26日の還御祭で締めくくる。

2019年5月18日 無断転載禁止

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