送電線増強費、10電力で分担案 経産省が有識者委に示す

 経済産業省は16日、各地域間をつなぐ送電線「連系線」の増強工事について、全国の大手10電力で費用を分担する案を有識者委員会に示した。連系線の両端の大手電力の負担としてきた、これまでの原則の転換を議論する。大手電力の管内を越えた電気の融通を増やし、太陽光や風力など再生可能エネルギーを都市部に送ったり、災害で発電所が損壊した被災地域に電気を送りやすくしたりする。

 全国10電力が分担することで、経営規模が小さな電力会社も連系線の増強を進めやすくなる。まずは北海道電力と東北電力を結ぶ「北本連系線」、東北電力と東京電力を結ぶ「東北東京間連系線」の工事を対象にする。

共同通信社 2019年5月16日 無断転載禁止