美郷・民泊利用者 田植え体験 住民「楽打ち」で盛り上げ

田植え体験する利用者(手前)を、楽打ちで盛り上げる地元住民たち
 美郷町都賀本郷の民泊施設「三國屋」で12日、利用者による田植え体験があった。住民が郷土芸能を派生させた「楽打(がくう)ち」を初めて披露して体験を盛り上げ、利用者の思い出に花を添えた。

 この4月に開業した三國屋は、調理や田植えといった体験型プログラムが用意され、施設内で醸造したどぶろくが味わえる。この日は、浜田市や川本町から来た利用者5人が、施設前の田んぼ(5アール)で田植えを体験した。

 女性5人が早乙女姿で田んぼに入ると、地域に伝わる田植えばやしの復活を目指す地元有志10人が、田植えばやしから派生した「楽打ち」を始めた。大太鼓や小太鼓、笛を奏でて掛け声を上げ、豊作を願った。実ったコメは三國屋でどぶろくの原料に使う。

 初めて手植えを体験した川本町川本の団体職員、岩下幸代さん(30)は「手植えの大変さを実感したが、楽打ちの応援が楽しく、うれしかった」と話した。楽打ちを披露した、住民有志で都賀本郷連合自治会事務局長の高橋武司さん(57)は「もてなしと地域のにぎわいに貢献できてよかった」と喜んだ。

2019年5月14日 無断転載禁止

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