奇抜なピエロに笑顔 益田・川登芸術村 フェス開幕

川登芸術村主催のイベントで楽しいステージを披露するピエロのキーちゃん
 益田市川登町を拠点に芸術文化活動を展開している「川登芸術村」が主催するアートフェスティバルが11日、同市有明町の県芸術文化センター・グラントワで6日間の日程で開幕し、来場者がユーモラスなピエロの大道芸を楽しんだ。会期中は、同市や浜田市、津和野町の名所旧跡や美術館など計10会場で、クラシックやジャズの演奏会、落語など多彩な催しが繰り広げられる。

 東京都在住で妻が益田市川登町出身の会社社長野村譲治さん(68)が2018年に、同町の元保育園の園舎を活用して川登芸術村を開設。フェスティバルは、市民や県内外からの観光客に、音楽コンサートなどのイベントを通して県西部の文化財や文化施設の魅力を伝えようと企画した。

 今回は音楽家ら11組を招待。画聖・雪舟が作庭した雪舟庭園がある万福寺(益田市)や、改修で幕末の姿を復元した藩校養老館(津和野町)、国名勝・旧堀氏庭園(同)、ユニークな創作活動が楽しめる浜田市世界こども美術館などを会場に、コンサートや大道芸、落語の独演会などを開く。

 初日は、埼玉県川越市在住の大道芸人・ピエロのキーちゃんら3人が、グラントワでパントマイムを披露。キーちゃんは宇宙飛行士に扮(ふん)した奇抜なパフォーマンスで会場を沸かせた。家族3人で訪れた益田市立吉田南小学校3年の仲西晴海君(9)は「バルーンアートが楽しかった」と笑顔を見せた。

 野村さんは「会期中には東京からフェスに訪れる知り合いもいる。多くの人に県西部の魅力を知ってほしい」と話した。

 料金などの問い合わせは川登芸術村、電話0856(28)8022。

2019年5月12日 無断転載禁止

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