愛好者 作歌技術磨く 美郷・鴨山短歌会 応募85首 講師が解説

講師の講評を熱心に聞く参加者たち
 島根県美郷町にゆかりがある歌人・斎藤茂吉を顕彰し、短歌の普及を目指す鴨山短歌会が4月29日、同町粕渕のみさと館であり、参加した町内外の短歌愛好者26人が、講師からの評価を参考に作歌の技術を磨いた。

 茂吉は同町湯抱の「鴨山」を歌聖・柿本人麻呂の終焉(しゅうえん)の地と唱えたことで知られる。同短歌会は斎藤茂吉鴨山記念館(美郷町湯抱)と町教育委員会が毎年開催。28回目の今年は、茂吉の孫弟子で斎藤茂吉記念館(山形県上山市)の秋葉四郎館長ら3人が講師を務めた。

 季節の移ろいや世相を題材にした85首が全国から寄せられ、主催者が選んだ31首を参加者が順番に詠み上げた。講師たちが1首ごとに込められた思いを読み解き、言葉の使い方などを解説すると、参加者は熱心に聞き入った。最後に入選と佳作を発表した。

 初めて参加した広島市安佐南区の石原豊子さん(70)は「講師の核心を突いた指摘を聞き、勉強になった。また参加したい」と話した。

2019年5月2日 無断転載禁止

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