閉校した 益田・鎌手中に惜別の絵手紙 5月10日から展示会

鎌手中学校への思いをつづった作品を並べる絵手紙教室のメンバーら
 今春閉校した益田市立鎌手中学校(島根県益田市西平原町)の地元・鎌手地区の住民でつくる鎌手絵手紙教室(17人)が、同校への惜別を表現した絵手紙を作り、5月10日から同市常盤町のキヌヤ益田ショッピングセンターで展示する。卒業生の亦賀(またが)勇夫代表(84)=益田市西平原町=は「市内では近年、小中学校の閉校が続く。同様の思いを抱いている人に見てほしい」と来場を呼び掛ける。

 絵手紙教室は鎌手中の近くにある鎌手公民館を拠点に活動。同校が今年3月、東陽中学校(同市津田町)との統合で72年の歴史に幕を閉じたのを受け、今回で19回目となる恒例の展示会で、鎌手中への思いを表現した絵手紙展示を決めた。

 会員は「至誠実行」と刻まれた校訓碑や花壇、水飲み場、ライン引きなどを墨や絵の具で思い思いに描き、「生徒のいない校庭 水道たちもかわいそう」「暗くなるまで君と走り回った運動場 今想(おも)う」といった郷愁を感じさせる文言を記している。

 亦賀代表は、校訓碑と傍らに植わる松の木の絵と、校歌の1~3番の歌詞を書き「閉校は時代(とき)の流れと思えども 輝く歴史は消えはせぬ 永久(とわ)に繋(つな)ごう鎌中校歌」との文章を添えた。

 公民館で活動する鎌手カメラ同好会と共催で開く「鎌手の写真と絵手紙展」は、5月10日から14日まで開催。午前9時半~午後4時半(14日は午後4時)。入場無料。

2019年4月30日 無断転載禁止

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