しょうゆ造り体験いかが 邑南の老舗垣崎醤油店 5月3日 蔵公開イベント

しょうゆ蔵の木おけにかい入れをする垣崎宏次さん。イベントではかい入れが体験できる
 1921(大正10)年に創業した邑南町中野の垣崎醤油(しょうゆ)店が5月3日、店内で初めてイベントを開く。創業時から使う木おけが並ぶしょうゆ蔵の見学や、新元号「令和」のラベルを貼ったしょうゆの限定販売を企画しており、4代目の垣崎宏次さん(33)は「日本の代表的な調味料をより知ってもらう機会になればうれしい」と意気込む。

 同店は、原材料処理から完成に至るまで店内で一貫して手掛けるしょうゆ、みそ醸造元で、顔の見える商品造りを目指してきた。出張販売に力を入れてきたが、醸造の様子を実際に見てもらいたいと考え、イベント開催を発案した。

 しょうゆ蔵は土壁でできており、醸造過程で欠かせない発酵・熟成に使う木おけが23本ある。いずれも高さ、直径ともに2メートルで3千リットル入る。今回、一般向けに初めて広く公開。参加者は、社員から工程の説明を受け、実際に木おけにかいを入れてかき混ぜ、発酵を促す作業を体験できる。

 また、改元にちなみ、5月1日に製造し、「令和」のラベルを貼った濃口しょうゆ(900ミリリットル)を限定販売。生みその詰め放題など、しょうゆとみその世界を堪能できる企画を準備している。

 垣崎さんは「蔵は普段なかなか見ることができない。1年半かけてしょうゆを造っている現場をぜひ見てほしい」と来場を呼び掛けている。

2019年4月26日 無断転載禁止

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